2011 3/23 羊毛アナ 4体目 横座り伏せ(?)バージョン

 数日前から掛かっていた4体目がようやく出来た

 途中、気が変わり、試しに、本物の毛を混ぜて植毛してみた。
予想通り、この大きさに対し、実物のアナ毛は太過ぎる。
特に黒い毛は、ピンピンしてなかなか植えられない。
 そもそも、シェルティの毛質は「荒い手触りで、アンダーコートがたっぷり」と言われるものだ。

 どんな犬でも、耳の後ろ辺りの毛は細くてふわふわしているものだが、
アナは、丸刈り時、頭部分の毛は刈り残すのが常だったため、その部分の毛が保存していないのだ。
 犬の毛は、羊毛ほどにはフェルト可し難い毛質なので、植えるはしからスルスルと抜けてしまうし…

 そして、改めて気づいた点ひとつ、
アナはヘテロセーブルの両親から生まれたトライカラーなので、黒い部分が芯から真っ黒ではなかった。
&羊毛の染めが、均一な真っ黒なこともあり、混ぜてもはっきりと色の差が判ってしまう。

 精一杯、魂入れて頑張っても、やはり、本物には勝てないなぁ…

 それにしても、いつも、いつも、鬱陶しいほど視界に入っていたアナを、
こんな形でしか撮ることができなくなってしまったことが、こんなにも淋しい。


常に見ていたのに、作ってみると、意外に難しい横伏せポーズ
写真は沢山あるが、ロンゲなだけに、下側の足がどういう風に向いてるのか判らない
仕上がりはしたけれど、微妙に尻部分が浮いているし



背景の額は2Lサイズ
尻尾も含めて23センチくらいの大きさ

もう少し小さく作る人がほとんどだけど、
柄とか、細部を作りこもうとすると、最低、この大きさは欲しい
(これでも造りこみが足りないと思っているし)






 もちろん、腹側の毛も再現してはあるが、
羊毛は、絡む性質なため、他を植毛していくうちに、腹側や足の飾り毛が一塊になってしまう

 そのうえ、このポーズでは、下敷きになる部分が多く、絡むなというほうが無理というもの…
羊毛では、性質上、多分このくらいが限界なんだろう。
 諦めて、ケース飾りと割り切るしかなさそう。(もちろん、ベッドなり、座布団は作る)

尻裏側も植毛あり↓


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