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アブラチャン ミヤマカタバミ アセビ ショウジョウバカマ ハナニラ

 曇りがちではあるが、雪の心配は無さそうだ。
所用で、隣の温泉町へ出かけた。 
まだ記憶は生々しいけれど、怖気づく気持ちを春の気配がバックアップしている。

 途中の川沿いにアブラチャンらしき花が咲いていた。
黄色い小さな花が満開だった。



 ガードレール外の崖縁、一番端の岩に足を掛けて撮る。
一歩踏み出せば間違いなく川へいける、そんな場所だ。

 アブラチャンに気をとられて気づかなかったが、ふと下を見ると、こんもり茂ったアセビの樹が一本。
端の岩の脇から生えているようだ。


画面手前に写る岩が崖の最先端
真下は飛騨川だ さしもの私も足がすくむ


 アセビ 満開
 崖縁なので日当たりを遮る樹も無し、好条件?
生き物ならば、生きた心地はしないが…



 先日蕾だったショウジョウバカマが咲いていた



この二株だけかと思えば、



陰になったところにも小さな花を付けた株があった
水が掛かるくらいの湿地でないと生きられない
かといって、そんな場所には、根を下ろす土がほとんど無いという…



こちらも斜面に張り付くように咲いていた




石段の隙間にスミレ一輪 



神社裏手にもスミレが咲いていた



そして、杉の枯葉の積もる中から覗く、ミヤマカタバミ数輪
葉も1〜2枚くらいしか出ていなくて、いかにも狭苦しそう

午後、木立の隙間から射す日に反応して花を開く
しかし、この手の花たちは、陽がサンサンと挿す平地では生きられない


この数日で、木蓮の花芽が蕾じみてきた
この後、いつものように、霜との追いかけっこの開花期がやってくる




ポヤンとしていたら、裏のヒマラヤユキノシタが咲いていた



ちいさなハナニラ、今期初の花が咲いた
地上で青白く輝く星「スプリングスターフラワー」のほうが似合うね


外のクロッカスたちもピークを迎えた

この花は、大輪よりも、野性味の強い小型の早咲き種がふさわしい



クリスマスローズ、二種とも開花が始まった

こぼれ種で芽が出るが、父が抜いてしまうので、植えたときのまま、増えも減りもせず…



福寿草もここまで茂ると、一見何の花だか判らない

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