7/8 キカラスウリの花

烏瓜の花は、夕方から開き始め、翌朝には萎んでしまう
だからあまり人目に触れない

梅雨時など、低温の日は、翌日の昼くらいまでもっていることもある


ゆっくりゆっくり開くので、この日も、カメラのほうが負けた
フラッシュでは飛んでしまうし、暗い中、草藪の中へ入るほどの情熱も無し…


 蕾
この株は雌株なので、どれも雌花ばかり
蕾のときから根元に小さなウリがついている

宿根性なので、実が生るまでもたなくても
(たいていは草刈に遭う)
翌年、また生えてくる


 この実が熟すのは晩秋、
野菜のウリ類とは違い、とても成長が遅い
こちらは別場所の雄花

付近には雌花がないのだが、
それなりに役立っているのだろうか





野生の花の常で、ロケーションが悪過ぎて…


クレオメ、シーズン突入

長いシベを伸ばす姿は、蝶が飛び立つ瞬間のよう


 夜に開く花の特徴として、

花色が目立つこと 白とか蛍光色
強い香りを持つこと
 などがある

クレオメは花だけでなく、
葉とかにも特有の匂いがあり、
触れると強く香る

 独特過ぎて、
「香り」と呼んでいいのかはギモンだが



こんなに魅力的な花なのに、人目に付かない夜にしか開かないとか、鋭いトゲがあるとか、
ツンデレというより、人嫌いのツンツンもいいところだ

宵闇に浮かぶ姿もまた幻想的で好きなんだけどさ…



辺りが暗くなると、どこからかお客がきて、猫に睨まれながら餌を食べていく
尻付近の毛が薄いのは疥癬なのかも知れない

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