2010/ 12/22 冬至

 遠慮がちの青空を追いやるように、厚い暗い雲が押し寄せてくる。
いかにも冬空という感、時折くる時雨には、霙が混じっているようだ。
月食だと騒いでいたが、夕方にはさらに天気が下り坂、確認する気すら起きない。

日照時間も最短となる季節、冬至。 同時に寒さが本格的になる季節。
夕暮れの早さは、既に峠を越し、僅かながらも日の入りが遅くなりつつある。
しかし、来月初旬頃まで、日の出は遅れていくので、実質的な日照時間には変化は無いに等しい。

 まして、この山間部では、短い陽射しが朝夕で二時間以上も削られるのだ。
ウチから見える山々を、どこかの妖怪でも宇宙人でもいいから、ちょいとどかしてくれないものだろうか。
植林業など無いに等しい、イヤ、倒木処理をする人材すら居ないのだから。

暗雲のもと、枯れゆくひまわりを救う手立てなし


ここ数日は、夜間、ビニ袋を被せてみたりもしたが、なんせ大きい花だし


よく頑張りました◎



線路際のタンポポ群も、地面に張り付き冬越しスタイルへと変わりつつ、
ポツポツと咲き続けている


どうせなら、タンポポすれすれで煽って狙いたかったが、警笛を鳴らされそうなのでやめた
(緊急停車されてもイヤンだし← 駅が近いため、速度が低く、わりと簡単に停められそう)


しかし、盛りでなくとも、ちゃんと実をつけるタンポポ、根性ありすぎだろう



年老いたアナは、ほんの数歩も列車を追いはしなくなった

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