8/2 カラスウリの花
この地方はカラスウリといえば「キカラスウリ」を指す。
レースのような繊細な花ではあるが、もう一種のカラスウリには太刀打ちできない。
もちろん、自生していない。
これらは、隣町の親戚宅に植えられているもの↓
キカラスウリは、低温時なら、翌日朝くらいまで姿を残しているが、
こちらは、数時間で萎んでしまうらしい。
その親戚宅の花は、南部隣県地方で採ってきたものが元らしい。
夜間の短時間開花のため、現地の人も(多分、あまり興味のない一般人)花の存在すら知らない…とか。
まあ仕方ないか… モノがものだけに、ピンポイントで目指さないと気づかないもんね。
もう少し早い時間、せめて薄明るい時間から咲いてくれればなんとかなるんだが、
辺りが闇になるまでは開かない
カラスウリは雌雄異株なので、雌株しか実を付けないのだが、
とにかく、実ができるまで日が掛かる
この辺は、キカラスウリでも同じ。
本気で繁殖する気があるのか?と言いたくなる。
晩秋、ほとんど枯れ木となった蔓に、干からびた実がぶら下がる
宿根性なので、最悪、本体さえ維持すればいいワケだが、なんかヤル気が感じられない
ちなみに、去年ここから貰った子株は、蔓葉がひょろひょろ伸びて終わった
開花までそれなりの年数が要るようだ(だから宿根が主なのかも)
↑コレは雄花のようだし…
裏のオオボウシは盛りを過ぎ、花の無いガクが目立つようになった
ウチは支柱を立てないので、普通のツユクサよりは大きいが、農家の作る花のようには高性ではない
支柱を立てて育てると高さ70センチくらいになるようだ