7/26 嵐の爪痕

 昨日の午後のことだった。
雨が降ったりやんだりしていたが、そこそこ雨間はあった。
遠雷が急激に近づいてきたと思うと、パラパラ降り始める雨。
 そういえば雷雨注意報が出ていたな… 

 タマタマ戸外に居た私は辺りの干し物を片付け始めた。
数秒後、空は急激に悪化、凄まじい暴風雨がやってきた。
家まで数メートルなのに、風雨に押し流されそうな勢いだ。
 家の周辺に置いてあるガラクタが飛んでいく音がするがどうにもできず、家に入った。

 ふと思った。
最近起きたトムラウシ遭難事故時はコレ+低気温か、そりゃ遭難するハズだ。
 暴風雨に押されながら自室の戸締りをするうちにも、それは激しくなる一方、
僅かに開けていた窓から入った雨が、6畳間の半分ほどのところまで濡らしていた。

 とりあえず、辺りの雑巾やタオルをひっつかんで拭き、
階下へ降りると仕事部屋が水浸しになっていた…orz
 この日は掃除で終わってしまった。


 夕方、隣市に住む叔父から電話が入った。
「家の裏山が崩れ、土砂が玄関際まで溢れている」と。

叔父宅は、母がたの祖母の死後、道路工事による立ち退き後に作ったものだが、
 敷地内を山際に移転する結果になったため、家の裏はすぐ山である。
見るからに崩れてきそうな雰囲気だ。 もちろん、夏季にはムカデがバンバン出るらしい。

 
 叔父は、就業中、県内を家族で転勤して暮らしてきたから、他地区に住むことは慣れているハズだ。
JRからも外れ、店一軒も無い過疎地に、意地のように、山まで削って建てなくともと思うんだが、
年寄りは融通が利かないものだ。 
 「近所で相互扶助」なんて言ってみても、田舎の過疎地なんぞ、皆年寄りばかりだ。
年寄りこそ、そこそこの町に住むべきなのに。
 
 先日の雨は隣市辺りが一番酷く、1時間に110ミリを超す量が降ったらしい。
隣市への県道も土砂崩れで通行止め、付近の集落は床下浸水となり、一時は避難勧告まで出たそうだ。
叔父宅は、近所の知人類がダンプを乗り付け、土砂を片付けに掛かったらしい。
 
 今朝、雨が小康状態になった時、裏の様子を覗きに行くと、花や野菜類が壊滅していた。
そして現在、まだ警報は続き、大雨が降り続いている。
 っていうか、今週末にはもう8月になるんだけど、ず〜っと、梅雨の雨予報って、地球どうなってんの?


暗い雲が立ち込める空、病んだかの如く続く長梅雨、
日照時間はともかく、今期の渇水だけは無いかもね


ヒマワリ 総倒れ


一昨日、今が盛りと沢山の花が咲いていたオオボウシも、



倒れたコスモスの下じきとなっている
(露草系は、倒れても茎から発根して生きるけど)



 咲き始めたヒャクニチソウの群れも、
総倒れ…

風雨の影響を受けるほどには
背が高くもないんだが



一昨日のクレオメ↑と今日のクレオメ↓
これで今期は終わったかな…

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