7/18 夏虫たち

 降り続いた雨がやむと、虫たちが行動を始める。
鳴き系はともかく、蝶とかは、本降りの間飛ぶことが出来ない。
小雨程度なら羽の燐分が弾いてくれるが、一定量を越えれば、大きな羽がアダとなる。

 ゆえに雨上がりの彼らは空腹、食事中は隙だらけ、撮り放題の時でもある。
裏の畑のオニユリにも、早速、キアゲハがやってきた。
 こういう鮮烈な色彩の花に大型蝶…って、画に描いたような夏の光景だ。

 しかし、シーズン外なのか、はたまた冷夏のせいなのか、
今期、アゲハは数えるくらいしか見ていないような気がする。

オニユリで吸蜜するキアゲハ
常からだが、このアゲハも、せわしなく食事を済ませ、飛び立っていった









ツマグロヒョウモン
この蝶は、早くから遅くまでどこにでもいる
さすがに、南部から生息地を広げてきた蝶だ


裏のミョウガの藪でキリギリスが鳴いていた
キリギリスは、沢山鳴いていても、人の気配を感じると鳴きやんで隠れてしまう
保護色なので、すぐ傍にいても、鳴き声がしないと中々見つからない

ここまで近寄れるのは大概雌個体だが、これは雄のもよう
(雌はぽってりしているのでドン臭い)

 ↓尻に産卵管が無いから雄




 近所の巨木木蓮にアブラゼミが居た
鳴かないし逃げないから、多分雌
羽の脈が緑色なので、
多分、羽化して間もない個体

せっかく地上に出てきても
こう雨ばかりでは…

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