7/14 ナツアカネ

 夕暮れ間近になると、トンボの群れが地上近くに下りてくる。
特に低気圧の近づく前は、トンボの餌となる虫が地上付近に集まるので、
それを捕食するためにやってくるのだ。

 トンボというものは、あれで、非常に飛翔能力が高い生き物で、
4枚の羽をそれぞれ別方向に動かし、ハイスピード飛行での急旋回、ホパリリングも楽勝。
人がいくら技術をつぎ込んでも、セロファンのように薄い羽の強度や、その羽を高速で動かす筋肉、
極めて精巧な作りの小さな生き物には遠く及ばず。


 日中、トンボたちは田の上を飛び交っているが、
気圧の変化と共に移動する餌の小虫を追い、時に地面スレスレ付近を飛び交う


右下の個体見ると、
各羽がそれぞれ違う動きをしているのが判る



山頂部分のみ雲が晴れ、天使の輪っかを乗せたようになっていた


時々青空が覗くものの、雲の勢力は強く、日没間際の空を鰯雲が蓋った
またもや下り坂の天気になりそうだ

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