7/2 オカトラノオ

 梅雨本番、先日から降り続いていた大雨があがった。
とはいえ、空には灰色のぷ厚い雲が広がっている。
微かに射す陽に、期待を込めて洗濯ものを出したが、じっとり感は拭えない。

 夏の緑は黒いほどに濃く生い茂る。
草いきれの中、ニイニイゼミの声が響いた。

オカトラノオ 
全然雰囲気が違うがサクラソウ科

山裾などに咲くこちらに対し、
湿気の多い場所に生える小型のヌマトラノオがある






少し雲が晴れ、暗い林の中へスポットライトが射した


林の下は夏草が茂り、山芋やクサボタンの蔓が絡みついている
初夏を過ぎると鮮やかな花は無くなり、以後、地味系花のみとなる



 晩夏から初秋にかけて咲く地味花
 
 ヒヨドリバナの蕾が出ていた

この花を見ると晩夏な気分になる
地味過ぎて藪に紛れてしまう

同じ白い花でも、
初夏に咲くウツギ類と比べると
なんて印象が違うのだろう



藪には萩系の花も咲いていた



そろそろドクダミの花も終わる



合歓の花が咲いていたが、綿毛のようなそれは雨に打たれてぐちゃぐちゃになっていた


どっちにしても、ちと花が遠過ぎるわな



花の藪の向こうではヒマワリが蕾を出した


ピンボケだった…


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